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「追い込むトレーニング」は必要でしょうか?

更新日:2024年8月7日




こんばんは!トレーナーの三芳です。

今回は「追い込むトレーニング」は必要か?ということに関して説明していきます!

(ここでの追い込むトレーニングの定義は「低重量・高回数で限界まで行うトレーニング」とします。





結論ですが「必要な場合もあるが、多くの人にとって必要ではない」ということになります。これは「トレーニングの原理原則」と「継続性」という二つの点がキーになってきます。


ウエイトトレーニングの原理原則の一つに「漸進性過負荷の原則」というものがあります。これは筋肉は与えられた負荷に適応することで大きくなっていくというもので、一度適応してしまったらそれ以上の負荷をかけていかなければ再び筋肉を大きくすることはできません。


この原理原則を「追い込むトレーニング」に当てはめてみると、あまりにこの方法が現実的ではないことが分かります。


追い込むトレーニングは基本、20〜25repの高回数トレーニングで、かなり息が上がります。この回数帯トレーニングでも筋肉量UPには適しており、しっかり追い込めれば効果は現れます。しかし一方で筋力の向上はあまり見込まれません。そのためこれから適応を起こす負荷を与えるにはセット数を永遠と増やしていくしかなく、精神的にも肉体的にも負担は大きくなり、いずれ限界を迎えるか、きついことをやってるのに何も体が変わらないということが起こり得ます。(筋量、筋力向上どちらも並行させなければならない)


また、限界まで追い込むトレーニングを継続して行うことは本当に可能でしょうか?高回数トレーニングは持久力はもちろん集中力が必要となります。ボディコンテストに出場しなんとしてもトップを目指したい方やマラソン選手のような持久力を持っている方はこなせるかもしれませんが、おそらくほとんどの方が継続してそのようなトレーニングはできないかと思います。


なので追い込むトレーニングも時には必要ですが、それをベーシックにするのではなく、本当に自分に必要なトレーニング量・方法は何かを知る必要があります。

それらを私のパーソナルトレーニングでは明らかにしていきます。


体を変えるのには本当に時間がかかります。

一回のトレーニングでどれだけ追い込めたとしても、続けられなければ本末転倒です。

キツさややった感ばかりを求めることなく、継続できるボディメイクプランを立てましょう。

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